働くすべての牧師の方々に感謝しつつ…
いつも、覆いで守って下さりありがとうございます。
牧師は霊的最前線で戦っています。
働きが守られますように。
今回は、身近でありながら、あまり調べたことの無かった、"牧師"ということばについてです。
調べるほど深いな〜、と一人うなづいておりました。
まず初めにですが、"牧師"と書かれている箇所は、
エフェソ4:11「そしてある人を使徒、ある人を預言者、ある人を福音宣教者、ある人を牧師(者)、教師とされた。」
しかありません。!
これも正直なところ、驚かされました。😅
つまり、牧師とは○○である、という説明書が聖書のどこにも無いのです。
しかしですよ、この牧師という言葉は、「ποιμην (ポイメン)」 というギリシャ語です。
この言葉は新約聖書で18回出てくるのです。
つまり”牧師”以外に訳されて出てくるのです。
さて、ほかの箇所はどう訳されているのでしょうか?!
それは………”羊飼い(シェパード)”です!!!
いや、そんなに驚かないかもしれませんが、ここからまた面白いです。
「ποιμην (ポイメン)」が出てくる箇所↓
マタイ 9:36 25:32 26:31
マルコ 6:34 14:27
ルカ 2:8、15、18、20
ヨハネ 10:2,11,12,14,16
エフェソ 4:11
ヘブライ書 13:20
ペトロⅠ 2:25
調べてみてください!!
※一番下に聖書箇所書いた紙、あげておきます。
ルカ以外の書は、イエス様が羊飼いであること、そしてどんな羊飼であるかがわかります。
つまり牧師の働きを調べるには、イエス様がどんな方かを調べる、ということに直結するわけです。
ルカの箇所では、唯一当時の生身の羊飼いが出てきますが、それはイエス様をお迎えする重大な働きをしています。
そこには「羊飼いたちが、野宿をしながら、夜通し羊の群れの番をしていた。」
とあります。
そして、この「ποιμην (ポイメン)」という言葉は、ヘブライ語では「רעה(ラアー)」といいます。
詩篇23「主は羊飼い、わたしには何も欠けることがない。」
は有名です。
また、牧者とはなにかが詳しく載っている箇所が、エゼキエル34章です。
そして、この言葉が聖書で初めて出てくるところは創世記4:2です。
「アベルは羊を飼うものとなり、カインは土を耕すものとなった。」
これは、ただ単に、アベルが羊飼いだった以上の啓示があると思います。
思えば、アブラハムも、イサクもヤコブも、モーセもダビデも…、聖書の登場人物は、ことごとく羊飼いだったように思います。ただ単に、イスラエルには羊飼いが多くて、みんなそうだったとか、そんなことではないと思います。
イエス様は自分をアルファでありオメガであると語りました。聖書で、そのアルファは創世記です。はじめから、終わりまで聖書全体はイエス様が啓示されています。
最後にエフェソ書の続きを書いて終わります。
エフェソ4:11〜「そしてある人を使徒、ある人を預言者、ある人を福音宣教師、ある人を牧者、教師とされたのです。こうして聖なるものたちは奉仕の業に適したものとされ、キリストの体を造りあげていき、ついには、わたしたちは皆、神の子に対する信仰と知識において一つのものとなり、成熟した人間になり、キリストの満ち溢れる豊かさになるまで成長するのです。」
聖書ヘブライ語ギリシャ語に触れよう!
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