#2 “神”と訳される様々な言葉①

こんにちは。日本語で、神と一言で訳していますが、ヘブライ語には、様々な「神」という言葉があります。まず、

「初めには、天と地を創造した。」

この初めの宣言にでてくる神はאלהימ(エロヒム)と書かれており、אלוה(エロフ)の複数形です。(語尾のימ(イム)が複数形を表す。)
このאלהימが複数形なのは主なる神、イエス様、聖霊の三位一体の神を表すからです。
1章全体は、אלהימ(エロヒム)が使われています。

さて、このאלהימ(エロヒム)ですが、この言葉の語根をたどっていくと、איל(エイル)=雄羊 
という言葉に辿りつきます。איל(雄羊)という言葉は、

「後ろの木の茂みに、一匹の雄羊(איל)が角をとらえられていた。アブラハムはその雄羊をとらえ、息子の代わりに焼き尽くす捧げものとした。」創世記22:13

「赤く染めた雄羊(איל)の毛皮で、天幕の覆いを作る」出エジプト25:5、26:14

雄羊(איל)全体を祭壇で燃やし、煙にする。これは主に捧げる焼き尽くす捧げもの、宥めの香りである。」出エ29:18

というように、幕屋、捧げものとして、随所に現れています。
これは、イエスキリストの型です。
神=子羊=イエスキリスト、これは原語の中でも確かに表わされているのです。


0コメント

  • 1000 / 1000

聖書ヘブライ語ギリシャ語に触れよう!